近年になり若年層を中心に中高年層にも発症するケースが増えています。 パニック障害は治療を受けないで放っておくと慢性化する場合がありますが、早めに治療を行えば必ず治る病気です。 しかしながらパニック障害自体がまだ国内でも認知度が低いのでほとんどの方が自分の身に起こっている症状がパニック障害であるということも気付いていません。また、内科等で検査を受ける方も多く、異常がないと言われそのまま症状が進行してしまい、悪化に繋がるというケースも非常に多いのが現状です。
パニック障害とは危険な場面でもないのに脳が無意識に危険と認識し、パニック状態に陥ってしまうという病気です。
パニック発作とはまず、身体的な病気による発作ではありません。ですので内科など、病院で検査をしたとしても異常は見られません。症状としては息切れ、めまい、吐き気、そしてこのまま死んでしまうのではないかという恐怖感や強い不安が強く起こります。 ただし、発作は長く続きません。発作は突然起こりますが、10分以内がピークで、20、30分、長くても約1時間程度という例が多いです。
パニック発作が起こるとその状態を記憶します。再発に不安にかられるのがパニック障害の特徴なのです。 パニック発作は何の前触れもなく起こるので再発する度に「また発作が起こったらどうしよう」 という不安が増します。
予期不安(また発作が起きたらどうしようという不安)は様々な状況(場所)によって起こりえますが、 不安を感じる本人には特定の場所や状況で起こりやすくなるというというのが特徴です。 (例:電車・バスの中、人混み、家に一人で居る時) 特定の状況(場所)でのパニック発作が再発されると発作がした状況(場所) に身に置いていること自体に恐怖心を感じ、そこを避けるようになって今後の私生活に大きな障害となる場合も多いです。
約1%〜3%と言われています。
当院では精神療法、薬物療法を用い、慢性化しないように抱いている不安の取りのぞき、不安の対象となっている状況(場所)への認識を変えるように促します。 落ち着いた時間を多く持ってもらうことも非常に大事です。
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