久々に会った人のことがなかなか思い出せない。こういった経験はどなたにでもあります。年を重ねるごとに連れ、ものごとを忘れっぽくなると感じる方が多いと思います。もの忘れは確かに老化によって起こりますが、認知症は病気であってただのもの忘れではありません。 まず認知症は脳や身体の疾患が原因で判断力や記憶・力などの障害を起こし一般的な社会生活が送れなくなった状態として定義づけされています。先に挙げたもの忘れは認知症の初期症状でもっとも多いのですが、もの忘れ以外でも意欲や自発性の低下(やる気が出ずにこれまでやっていた事をしなくなった)、うつ状態、言葉の障害、注意力の低下等も初期症状として挙げられます。 そこで『認知症』とは、脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活がおくれなくなった状態と定義されました。 認知症の初期症状で最も多いのはもの忘れですが、それ以外の症状ではじまることもあります。意欲、自発性の低下(やる気がおこらない、これまでやっていた事をしなくなった、ものぐさになった)やうつ症状、言葉の障害、注意力低下なども認知症の初期症状のことがあります。
いえ、必ずしも認知症であるということではありません。もの忘れは時間をかけて思い出したり、自覚したりすることがありますが、認知症の場合はもの忘れしたことすら忘れてしまうという状態が見られ、本来忘れる筈がないことに対して時間をかけても思い出せないといった特徴があります。
脳や神経、染色体等の変容が要因とされていますが、どのような状態で変容が生じているか、原因は様々です。 アルツハイマー型認知症は脳全体が少しずつ委縮していく為に症状が生じ、脳血管認知症は脳内の血管が詰まることにより脳へ損傷が症状を生じさせます。
認知症は高齢者だけのものと思われがちですが、アルコールや頭部の外傷、脳腫瘍の手術後など、どなたでも起こりうるものが起因となることから若い方でも認知症は起こります。 18〜64歳までの認知症を若年性認知症と言います。 また、高齢者と同じくアルツハイマー型もこの若年性認知症の原因として当てはまります。 治療には早期発見が非常に有効ですのでお早めに専門医へ受診されることをお勧めします。
認知症デイケアといった専門的なプログラムで刺激を与えながら社会性の低下を防ぐ治療法もあります。
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